ずっと友達だと思ってた人から告白をされた。 私の行動ひとつひとつが きっとすごく無神経だったに違いない。 タイムリープしたい。

悪口を言うと すっきりするけど 聞くほうはうんざりするのね

ぜんぶ脱ぎたかったし 実際に帰るなりすぐ 上着もスカートも脱いだ。 ストッキングもパンツもブラも脱ぎ捨てた。 シャワーに直行して 髪の毛が含んだ匂いとか 皮膚にこびりついた感覚も すべて洗い落とした。

彼からの連絡は途切れ途切れで まとまった会話ができない。 それならそれで構わないのだけど メールが1通で終わるときは 「またね」 とかそれなりの単語を入れて欲しい。 これじゃ生殺しじゃないか。

目の前にいる男の子が 彼じゃないことに さみしさを覚える。 こういう気持ちになるのは、初めて。 早く、彼のところに帰りたい。 ぬくぬくと休まりたい。

しゃぼんのシャワー

新しい季節がくるたびに、去年自分がどんな服をきて過ごしていたのか、まったく分からなくなる。

あのひとは タイムマシーンにのって 過去のあたしを助けてくれるみたいに 優しく包む。

シャンプーの匂いに胸が ぎゅー てなる。